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製造業ライターは製造業をクライアントとする企業にも貢献できる

製造業ライターとして活動している中で、いろいろなクライアントと仕事をさせてもらっています。実際にご相談を頂いて初めて、こういう需要もあるんだと気づくこともあり、とてもありがたいです。

ブログ初回の記事なので、「クライアント・ライターそれぞれに気づきのあるものを。」と思い、製造業ライターは製造業の広告関連以外にも貢献できるということを、紹介したいと思います。

ここでいう「製造業をクライアントとする企業」は、制作会社やマーケティング支援会社を除きます。確かに、これらの企業も製造業をクライアントとしているのですが、書いた記事は最終的に、エンドクライアントの企業が使うので。

製造業をクライアントとする企業とは

今回の記事で扱う「製造業をクライアント」とする企業は、主に製造業が導入することでメリットを得られる商材を扱っている企業のうち、製造業に分類されない企業をさします。

例えば、製造業向けの経営コンサルタントや製造業向けのITシステム、Webサービスをメイン商材とする企業が、イメージしやすいでしょうか。

エンドクライアントである製造業の担当者は課題を抱えており、それを解決するためにこのような企業に依頼します。

私のように、企業でエンジニアとして働きながら製造業ライター、技術系のライターとして活動している場合、製造業の担当者が抱える課題を体感している、もしくはイメージしやすいというメリットがあります。

製造業の内情を知る製造業ライターが貢献できること

製造業の内情を知る製造業ライターであれば、記事を書くこと以外にも貢献できることがあると思っています。

ここで紹介する事例は、わざわざライターに求めてないよ。という企業もいるかもしれませんが、課題として感じている場合には、解決に貢献できるでしょう。

キーワードの提案

例えば、マーケティング用の記事制作に必要となるキーワードの提案が挙げられます。

製造業の企業が、課題を解決するために検索した結果、自社の商材で解決できることを認識してもらうための記事が必要です。

どのような課題があるか製造業の内情を知っていれば、どのようなキーワードで検索される可能性があるのかを提案できます。

特に、一般的なキーワード選定ツールでは抽出できないが、問い合わせに繋がりやすいキーワードを選定できる可能性もあります。

内情に基づいたリアルな具体例の記載

エンドクライアント候補の製造業担当者に記事を読んでもらう際に、自社への導入をリアルに考えてもらうためには、より具体的な事例が必要です。

内情を分かっていれば、読んでもらっているときに「そうそう、自社でもそういう課題があって困ってるんだよね。」と感じてもらえるような事例を書ける可能性が高くなります。

これを、内情の知らないメンバーで実現するのは簡単ではなく、少しずれを感じてしまうことが多くなってしまうでしょう。

導入事例のインタビューで効果や要望を理解しやすい

すでに実績を挙げている企業の場合には、導入してもらった製造業に対して導入事例に関するインタビューを実施。記事化してマーケティングに活用することもあるでしょう。

このような場合にも、製造業で働いている製造業ライターであれば、もとの課題の大きさやそれによってどのような効果が得られたか。また、もう少し改善してほしい部分に関して、共感を得ながらインタビューができます。

インタビューを受ける側も、製造業での就業経験がない人でもわかるようにするために、言葉を選びながら話す必要がなくなるため、スムーズにインタビューが進むでしょう。

実際に数社のクライアントから依頼をいただいている

私がこれまでご依頼を受けた中で3割程度のクライアントは、製造業をエンドクライアントとするITサービスやシステム開発を行っている企業でした。

今回紹介した「貢献できること」は、実際にそういうクライアントと一緒に仕事をさせていただく中で、気づかせてもらったり、直接的に教えてもらったりした内容です。

製造業の内情を知っているライターは営業の際に、製造業をクライアントとしつつライターを探している企業はライター選定の際に、今回紹介したような観点を取り入れてもらえると、頑張って書いた甲斐があります。

初回なのでしっかり書こうと思って頑張りました。

今後は、自分の考えや気になっている技術の話など、役に立つかどうかわからない内容が多くなると思います。

期待せず、気軽に読んでもらえるとうれしいです。